日商PC検定文書作成3級 実技科目の対策

文書作成3級実技科目の基本的な対策方法

  1. 完全マスターを購入し、繰り返し模擬試験を行う
  2. 完全マスターだけで不十分なら公式テキストで学習する
  3. そもそもWordが使えない場合は、Wordそのものを勉強する

文書作成3級で使用するWordの機能

文書作成は知識科目重視の試験です。Wordの最低限の機能だけを使い、1つの文書を作り上げる問題が出てくるので、あまり使用する機能は多くありません。

  • Wordの起動、保存、終了
  • 文字入力、文字編集、改行
  • 文字書式(フォント・フォントサイズ・太字・下線・囲み線・文字幅など)
  • 段落書式(位置揃え・箇条書き・インデント・均等割り付けなど)
  • 表の編集(行や列の挿入・削除・罫線書式・塗りつぶしなど)
  • 図形の挿入、図形の書式設定、図形の回転など

文書作成3級の問題内容

文書作成の問題の中心は文章編集です。Wordの機能を使うことよりも、文章を追加したり、編集したり、削除したりする問題の方が圧倒的に多いです。ここは問題の指示通りに行えば問題ありません。

ポイント1 文書のフォーマット

文書作成で使用する文書には、「文書番号は1行目に入力する」「発信日は文書番号の下の行に入力する」などというルールが決まっています。文章を編集するときは、この文書フォーマットのルールに従う必要があります。

問題例:「この文書の番号は<企画001>です。適切な場所に入力すること」

このような問題が出てきたら、みなさんは「文書の1行目に<企画001>と入力し、右揃えにする」という操作を行う必要があります。このように、「文書番号は1行目に右揃えで入力する」などのような型をマスターすることが大切です。

フォーマットは公式テキストで詳しく紹介されています。ただ、完全マスターで模擬試験を行い、解説を見ながら勉強すれば自然と覚えられる内容だと思います。

ポイント2 日本語表現(誤字・敬語・時候の挨拶・文章表現など)

文書作成3級では、正しい敬語、正しい挨拶を覚え、正確に入力する必要があります。また、文書の中にある誤字を探し出し、修正させる問題が出てくることもあります。

基本的に、敬語や事項の挨拶などは公式テキストで紹介されているものが出てきます。より確実に勉強をしたければ公式テキストの購入をお勧めします。

問題例:「次の3つから適切な時候の挨拶を選び、入力すること」

時候の挨拶を入力する問題では、とても親切なことに選択肢が用意されています。そこから、1月なら1月の挨拶、4月なら4月の挨拶に当てはまるものを選べがいいだけです。(Wordのあいさつ文機能を使えば答えを調べることができます)


 
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