日商PC検定文書作成2級 実技科目の対策

はじめに

文書作成2級は、データ活用2級やプレゼン資料作成に比べてはるかに合格率の低い試験です。その理由が、この実技科目にあります。Wordの使い方には苦労しません。苦労するのは「文書の型」の理解です。 絶対に絶対に絶対に模擬試験を何度も何度も何度も繰り返し、問題になれることをお勧めします。

文書作成2級実技科目の基本的な対策方法

  1. 完全マスターを購入し、繰り返し模擬試験を行う
  2. 完全マスターだけで不十分なら公式テキストで学習する(特に文書の型を重点的に)
  3. そもそもWordが使えない場合は、Wordそのものを勉強する

文書作成2級で使用するWordの機能

3級に比べて異なる点を挙げると「効率よく文書を仕上げる方法」「複数ページの設定」「他のファイルの情報を参照」「テンプレートファイルの使用」になります。また、文書作成の実技科目では、とにかく「文書の型」を覚えることが大切です。議事録や報告書、企画書など、文書ごとの型を叩き込んでおきましょう。

  • 文書作成3級の実技(Wordの基本)
  • 文字スタイルの設定
  • 改ページ、セクション区切り、ページ設定、ヘッダーとフッター
  • メモ帳からのデータコピー、エクセルデータの参照、他のWord文書の挿入
  • テンプレートファイルの使用
  • 図の挿入

文書作成2級の問題内容

Wordの機能に関する問題は、機能を覚えてしまえば大丈夫です。また、それほど多くもないので覚えるのにも苦労しないでしょう。しかし、この文書作成2級は、他の2級に比べてはるかに合格率の低い最難関の試験です。その理由は、「文書の型」にあります。

【重要なポイント】 文書のフォーマット

会議の内容をまとめる文書のことを議事録と言います。その議事録の「出席者・欠席者・書記」の書き方はご存知ですか?役職による順番、アイウエオ順による順番、区切りに使用する記号、欠席者や書記の扱いなど、さまざまな知識が絡んできます。さらには、他社の出席者が存在する場合もあります。

このほかにも、さまざまな文書の種類がありますし、それぞれに色々なルールがあります。重要なのは、日商PC検定で定められたルールに則って解答する必要があるという点です。そのため、完全マスターの模擬試験や公式テキストでの学習が欠かせません。少なくとも、完全マスターだけで確実にこなしておきましょう。


 
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