日商PC検定文書作成2級 知識科目の対策

文書作成2級知識科目の基本的な対策方法

  1. 文書作成3級合格レベルの知識を付ける
  2. 完全マスターを購入し、繰り返し模擬試験を行う
  3. より確実に学習したいなら公式テキストで学習する

文書作成2級知識科目の主な問題内容

試験範囲は3級+2級の公式テキスト全体です。公式テキストの文章が、そのままの形で出てくる問題が多いです。基本的に、完全マスターのみで充分ですが、より確実に学習したい方は、公式テキストでの学習がお勧めです。

主な出題内容

以下の内容を見て分かるとおり、非常に実践的・実務的な内容になっています。たとえば、報告書や議事録などの「ビジネス文書の型」を始めとして、それぞれを作成するためのポイントやルールを習得できます。さらには、説得力のある文書やプレゼン資料を作成するためのポイントも学習することができます。

  • ビジネス文書の基本(実技科目にも大きく関わってくるため、とても重要)
    • ビジネス文書の特徴・作成手順
    • 社内文書の種類・構成(企画書・報告書・議事録などの型を学ぶ)
    • 社外文書の種類・構成(案内状・提案書・企画書などの型を学ぶ)
  • ビジネス文書のライティング技術
    • 文書の構成・展開・流れ
    • 日本語表現
    • 専門用語・慣用句・表現の統一
    • 段落や箇条書き
  • ビジュアル表現
    • 書体・文字組み・書式設定・ページレイアウト
    • 色づかい、色の演出
    • 図解の技術・種類・パターン・役割・ルール
  • プレゼンテーション
    • プレゼンの流れ(企画・設計・コンテンツ制作・プレゼンテーションの実施・アフターフォロー)
    • プレゼン資料の表現技術

問題例1

ビジネス文書を作成するときの考え方として、最も適切なものを選びなさい

  1. 必要な情報を正確に伝えるためには、文章の量が多くなってもかまわない。
  2. 図解の解釈の仕方が色々あるため、ビジネス文書に使うのは好ましくない。
  3. 文書を読みやすくするためには、レイアウトを整えることも大事である。

正解は3番です。段落や箇条書きなど、見た目を整えることで、文章が格段に読みやすくなります。1番と2番は、それぞれ正反対のことを述べています。

問題例2

色の三属性の説明として正しいものを次の中から選びなさい

  1. 色相とは、色味の強弱の度合いのことである
  2. 明度とは、色の明るさの度合いのことである
  3. 彩度とは、「青み」「赤み」など、色みの性質のことである。

正解は2番です。色相と彩度の説明が逆になっています。文書やプレゼン資料では、「明度と彩度=トーン」を統一したり、色相を統一したりなど、色に統一性や意味を持たせることが大切です。


 
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