日商PC検定 プレゼン資料作成の特徴

プレゼン資料作成の特徴1 特徴がない

「文書作成は知識科目重視で実技が簡単」「データ活用は実技科目重視で実技が難しめ」という特徴があります。どちらも実技科目と知識科目の範囲が重複しているため、どちらか一方を学習することで、もう一方をフォローできることが大きな理由になっています。

さて、肝心のプレゼン資料作成はいうと、知識と実技がほぼ独立しているので、どちらも同じくらいの比率で学習することになります。ただ、パワーポイントが使える方であれば実技科目は非常に簡単なので、知識科目を重点的に学習するだけでも問題ありません。

プレゼン資料作成の特徴2 やっぱり特徴がない

文書作成の実技科目は「文書フォーマットに関する知識や国語力がない解けない」といけないという特徴があります。データ活用の実技科目は「使用する機能が難しめだけど、実はパターンがある」という特徴があります。データ活用は機能やパターンを理解するまでが大変ですが、一度理解してしまえばもっとも100点を取りやすい科目と言えるでしょう。

プレゼン資料作成の実技科目は、文書のようなフォーマットもないし、データ活用のような決まったパターンもありません。パワーポイントの機能を使い、素直にひとつひとつの問題を解いていけば良いだけです。パワーポイントの基本機能が使える方であれば心配はいらないでしょう。

知識科目は?

プレゼン資料作成において学びがあるのは知識科目です。プレゼン資料作成の知識科目では、「プレゼンの企画→プレゼン資料の作成→プレゼンの実施」という3つのステップについて、それぞれ詳しく学習ができます。

たとえば、プレゼン内容や構成の組み立て、プレゼンにふさわしいスライドデザイン、話し方などを身に着けることができます。企画・立案からアフターフォローまで、プレゼンのすべてが学習できると言っても過言ではないでしょう。これは、単にパワーポイントを学習するだけでは身につかないことです。

プレゼン資料作成の特徴3 難易度が低い

日商PC検定の難易度を決めるのは実技科目です。なぜなら、知識科目にはすべての試験に共通して出題される「共通範囲」があり、個々の問題が半分以下しか出題されないためです。(1級まで行くと差があると思います)

文書作成・データ活用・プレゼン資料作成の実技科目を比較すると、最も簡単なのはプレゼン資料作成だと感じています(3,2,1級すべて)。「特徴2」でもご紹介したとおり、文書作成のように凝った問題もなければ、データ活用のように難しい機能を使ったりもしない…ということが大きな理由です。プレゼン資料作成の実技対策は、各級で出題される機能を知り、それを使えるようにしておくだけで十分です。

ちなみに、初めてパワーポイントに触れるという方には、文書作成が好ましいです。文書作成(Word)で使用する機能は非常に少ないので、Wordを覚える手間がとても少ないのです。


 
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