日商PC検定 文書作成の内容と対策

文書作成の試験

文書作成の試験は、知識科目と実技科目の2つの試験に分かれます。

知識科目について

知識科目は、「共通範囲」と「専門分野(文書作成)」に分かれます。共通範囲とは、文書作成・データ活用・プレゼン資料作成に共通して出題される内容です。詳しくは共通範囲対策でご確認ください。

一方の専門分野では、文書作成に関する問題が取り上げられます。主な内容としては、文書フォーマット・ビジネス文書の種類・文書の作成方法・文書作成のルール・文章表現・Wordの機能などが挙げられます。

実技科目について

Wordを使って、1つの文書を完成させる試験です。3級・2級・1級のいずれも途中まで作成されたファイルが用意されていて、問題文の指示どおりに編集していく形になっています。3級はWordしか使用しませんが、2級や1級になるとExcelやメモ帳に入力されたデータを参照することがあります。その他にも、別のWordファイルや画像ファイルなどを利用することもあります。

いずれも求められるスキルはそこまで高くないので、操作をマスターするのは簡単です。しかし、Wordの操作だけでなく、文書のフォーマットについても理解しなければ回答することができません。どちらかというと後者に苦労することになると思います。文書の作成ルールなどは知識科目対策に含まれますので、文書作成については自然と知識科目重視の対策になってきます。

3級の中では求められるスキルが最も低い簡単な試験と言えますが、2級になると一変して合格率が大幅に下がります。決して難しいわけではないのですが、「機能」ではなく「文書の形式・文章表現」の問題がメインとなるので、正答がはっきりしないのです。このような「正答に迷ってしまう問題」に苦しめられている方がたくさんいらっしゃるようです。


 
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