3級に合格できれば2級も合格できる
データ活用2級は、データ活用3級と同じくらい合格率の高い試験です。3級では最も難易度が高いデータ活用ですが、3級と2級とでは、あまり知識にも実技にも差がありません。 実技科目は、3級とまったく同じ機能しか使わないと考えておきましょう。その上で、自分で判断をしながら少し応用的に操作を行うだけです。「応用的」というと難しそうに聞こえますが、 「出題の流れ」が決まっているので、確実な対策をとることができます。データ活用3級合格の実力を持っている方であれば、2級を受験しないのはもったいないです。
データ活用2級 実技科目の基本的な対策方法
- 3級の実技スキルを身につける(重要)
- 完全マスターを購入し、繰り返し模擬試験を行う
実技科目で使用するExcelの機能は、3級と同じです。それぞれの機能をもう少し応用的に利用するだけなので、3級のスキルをしっかりと身につけておくことが重要です。
データ活用2級で使用するExcelの機能
特に、黄色の塗りつぶし部分はしっかりとマスターしておきましょう。
- Excelの起動、保存、終了
- 書式設定(小数点以下の桁数表示など)
- 行・列の操作(行や列の追加・削除など)
- 数式の入力(四則演算・絶対参照)
- 関数(SUM、AVERAGE、COUNT、COUNTA、ROUND、IF、RANKなど)
- VLOOKUP関数
- ビジネス数字(構成比率・前年度比・目標達成率など)
- ピボットテーブル
- グラフ作成とグラフの書式設定
データ活用2級の問題の流れ
完全マスターの模擬試験を行えば分かりますが、「VLOOKUP関数→ピボットテーブル→ビジネス計算→グラフ作成」というパターンができあがっています。
ただ、自分で集計に必要な項目を判断する必要があるので、3級を飛ばして2級に入る人は、VLOOKUP関数とピボットテーブルに苦労させられると思います。私が初めて完全マスターに挑戦したときはボロボロでした。完全マスターのみだと怪しい方は、安価な通信講座などがお勧めです。この講座では詳しいパターン解説も行ってくれます。