データ活用2級知識科目の基本的な対策方法
- 文書作成3級合格レベルのスキル・知識を付ける(これだけでOK)
- 完全マスターを購入し、繰り返し模擬試験を行う(実技科目を対策するついでに行う程度)
個人的に2級の公式テキストはお勧めできません。実際の試験よりも公式テキストの方が格段に難しいので、混乱をしたり、自信を失うだけです。公式テキストで学習をしたいのであれば、3級の公式テキストがお勧めです。なぜなら、3級と2級では知識科目の内容もほとんど変わらないからです。また、実技科目が対策できれば、自然と解答できるようにもなっています。ですから、3級の問題がしっかりと解答できれば対策は不要なのです。
ただし、共通範囲だけは3級と内容が大きく異なるので、共通範囲の対策はしっかり行いましょう。
データ活用2級知識科目の主な問題内容
データ活用の知識科目は、「3級とほとんど同じ」「実技ができれば、知識も自然と解答できる」というのが特徴です。ですから、まったく知識に自信のない方は3級の公式テキストで学習すれば十分です。それ以外の方は、実技科目対策目的で購入する「完全マスター」についている知識科目を解くだけで大丈夫です。
主な出題内容
グラフ活用法、関数活用法、ビジネス計算など、非常に実践的・実務的な内容になっています。そのほかにも、売上や利益などを計算する計算問題が出題されます。電卓などの持ち込みやエクセルの使用はできませんが、暗算で解答できる問題です。
以下は主な出題内容ですが、すべて3級に含まれている内容です。
- ビジネス計算
- 売上・原価・粗利益・利益・利益率
- 達成率・構成比率・前年度比率・累計・客単・概算・重みなど
- 上記は実際に計算する問題と概要を答える問題があります
- Excel活用法(どのようなときに、何を使うのか・・・を解答する)
- 関数の活用
- グラフの活用
- 特殊なグラフ(ABC分析、Zチャート、ファンチャート)
問題例1
売上300円、変動費100円、粗利益200円、固定費100円とする場合の利益はいくらですか?
- 100円
- 200円
- 300円
正解は1番です。売上から変動費を引いたものが粗利益(限界利益)になります。さらにそこから固定費を引くことで利益になります。もちろん、3級で学習済みの内容です。
問題例2
主力商品を把握するために、商品の重要度を分析する手法は何ですか?
- ABC分析
- Zチャート
- ファンチャート
正解は1番です。こちらも3級で学習済みです。ただ、3級とは違い、今度は実技科目において実際に