プレゼン資料作成の試験
プレゼン資料作成の試験は、知識科目と実技科目の2つの試験に分かれます。
知識科目について
知識科目は、「共通範囲」と「専門分野(プレゼン資料作成)」に分かれます。共通範囲とは、文書作成・データ活用・プレゼン資料作成に共通して出題される内容です。詳しくは共通範囲対策でご確認ください。
一方の専門分野では、プレゼンテーションやPowerPointに関する問題が取り上げられます。主な内容としては、「プレゼンの企画・設計」「プレゼン資料の作成」「プレゼンの実施」になります。この中から、企画の仕方、設計の仕方など、細かい手法が出題されるのですが、その中には「色」や「デザイン」に関する知識も含まれます。PowerPointの機能に関する問題は少なく、どちらかと言えばプレゼンテーション関係の問題が多い傾向にあるようです。
実技科目について
PowetPointを使って、1つのプレゼン資料を完成させる試験です。3級や2級では、途中まで作成されたファイルが用意されていて、問題文の指示どおりに編集していく形になっています。1級については、1からプレゼン資料を作成していくことになります。
文書作成が知識重視、データ活用が実技重視なのに対し、プレゼン資料作成はとてもバランスの取れた試験になっています。基本的に3級や2級の実技試験では、問題の指示に従って確実に操作をしていけば合格できますので、PowerPointが使えればきちんと合格することができます。
3級は箇条書きや文章編集、図形の問題など、スライド内のコンテンツを作成する操作が中心になります。2級になるとスライドマスタやアニメーションなどのように、プレゼン資料全体の体裁を整えるような問題が出題されるほか、別のプレゼンテーションファイルやエクセルファイルなどからデータを持ってくる問題なども出題されます。いずれも求められるスキルはそこまで高くありません。
1級についてもPowerPointのスキルはほとんど2級までのもので大丈夫です。重要になるのは、問題文を読んで適切な図解を作成する力になります。あとは、自分で図解の意図をしっかりと理解した上で、色やデザインを整えていけば合格できるでしょう。箇条書きや表などは指示どおりに作成すれば良いので、1級の中では最も簡単な試験と言えます。
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